Pulau Dewata

Pulau Dewata 〜バリ島にハマって行って帰ってきたおばちゃんのブログ〜

2009年09月21日17:31 KOS(アパート)決めました。などなど。

友人のお家で「バビグリン」(豚の丸焼き)のお祭りを楽しみました。
しかし、なんつーか、
「豚肉は実際、スーパーのお肉コーナーでひらひらのピンクの紙みたいになって売っているものではない by村上龍
ってことを、身を以て知りました。

 

ブタが死んだあとの解体作業はナースだったせいか、見てるのは全然平気で
「ブタの肝臓は何葉あるのかしら?消化管はなんか人間と同じっぽいワ」ってな感じで見てましたが、

ブタを締めるとき、
動脈を掻き切られているときのブタの叫びと、ブタの虚空を睨む目と、
湯気をたてながら噴き出す動脈血と、出血するにつれてへこんでいく腹部が忘れられません。

こときれたあとに、目をつぶってくれて せめてもホッしたというか…。

…って、詳しく書いてすみません…。


ブタを殺すまえにお祈りをして、肉も内臓もあまさずお料理して、
食べるまえにもお祈りをして、みんなで美味しくいただきました。

これからも食べ物をありがたく、いただこうと思います。

でもしばらくバビグリンはいいや♪


さて、日常の日記に戻ります。
 

19日に孤児院ボランティアで来ていたユカちゃん(女子大生)が帰り、
昨夜、卒論のフィールドワークに来ていたアサーミサーン(女子大生)と
ボランティアで孤児院の子供たちの髪を切りに来ていたハルミさん(美容室の美人店長さん)が帰り、
ホームステイ先もすっかりさみしくなりました。

のこるアイちゃん(孤児院ボランティア組の女子大生)は昨日、バリニーズのイケメンとクタのクラブに出かけて、 朝までかえってきませんでしたw
若いのぅ~。。。おいらは朝までクラブなんて行ったことないじょー。


今日は連休中日でずっと雨降り。。。雨季にはいったのでしょうか。
寒いです。バリで寒いなんて。パーカー着用・・・・。


雨降りなので、出かける気にもならず、
朝食を頂いて、部屋の掃除をして、お洗濯して、マンディ(お風呂)しました。

お洗濯は、大物(ズボンとかシャツとか)は家政婦さんがしてくださるのですが、
下着やハンカチはお風呂ついでにバケツに洗剤と洗濯物を入れて、
素っ裸でしゃがんでジャブジャブ洗うのでしゅ。

洗い、すすぎ、モルトde仕上げ、しぼって干して…
最近このヌーディスト変態お洗濯が結構「趣味」となっております。
気持ちよくバスルームで歌ったりして♪

そんな楽しい趣味の全裸・熱唱お洗濯も終わってしまったので、読書に突入。

ヌガラに3日間いてヒマだったので、
美香ちゃんさんにお借りした馳星周の「ダークムーン」を読んでしまいました。

本がぶ厚かったせいか、ヌガラの親戚のみんなに
「なんで辞書なんか読んでいるんだ?!!」と言われたけど、
「中国のマフィアのコワイお話だよ♪」って説明しましたら、皆様ドン引きしてました。

「ダークムーン」では、勝ち組と思われた富永も破滅したわ~、
人生ってそんなもんね。
・・・なんて思いました。面白かったです!

今日からは、高僧ISOさまにお借りした江戸川乱歩の「孤島の鬼」に着手いたしました。
デッラ面白いです。
読み始めたら止まらないと、ISOさまがおっしゃっていた意味がわかりました。
バリの休日の昼下がり、江戸川乱歩の古い小説を読む自分にもまた酔ってます、ぶひゃひゃ。
それにしても、昔の小説の、昔の女性の言葉づかいって、かわいらしいですね。
わたしも大分弁で暴言ばっか吐いてないで、可憐な言葉づかいをしようっと。


せっかくのお休みで、暗い部屋にこもってばっかでもアレなんで、
ちょっと雨がやんだすきに、オジェック(バイクタクシー)のおっちゃんを捕まえて
またもやお気に入りのサヌールWiFiバルセロナカフェに来て、こんどはネット三昧っす♪
バリっぽくないシャレオツなサラダを頼んで、野菜補給! 
ちなみに、アヴォカドサラダ、昨日より1個おおいですよ!!



さて以下、ここでの生活をつらつら書こうかと 思います、読み流してください、、、


18日、ヌガラのバビグリン祭りにいく前に
ウィジャサのコス(アパート)集合だったので、ちょっとお部屋を見せてもらいました。

水天宮の部屋より少し狭いくらいのタイル張りのお部屋に、テラスとバスルーム。
バスルームは半屋外のバリバリご当地風味、
しゃがんで用を足して手で流す方式のトイレと、たらいと手桶。

ちとぼろいけど、敷地内はきちんと掃除されていて、風通しも良く、なかなかいいお部屋です。
家賃は月30万ルピア=約さんぜんえん!?!

おいらは今月で、今おいてもらってるホームステイ先を出なければいけないのです。
このコスのCブロックというところのお部屋が空いていたのです。
キッチンは共同だけど、入口にワルンがあるので料理しないに1000点。
しかもここ、大学からメッサ近い(バイクで5分くらい)。


そんなこんなで、25日入居で契約して参りました♪ オトナっぺぇー!


契約といっても、
「ワタシココ住ム希望シマSU」(←おいらのカタコトインドネシア語
「いつからだ?」
「ソノ日ハ25ニチ イデスカ」(←カタコト)
「ボレ(よい)」

これで終わりっしたほっとした顔


しかも、入居までに、オーナーさんがベッドとか机とかたらいを買っておいて下さるそうです。
家財道具代で100万ルピア位かかるがいいか?と聞かれましたが、
1万円で、それらがそろうなんて。ありがてぇ~。

この同じタイプの部屋に、3人で雑魚寝しているウィジャサとグデとアグスのことを考えると、
ぽーんと決めて敷金?1万円出せるっていうのはすごいことかもしれないけど、
でも、今世では私は日本人で、この国に比べれば豊かな国の人間になったのだから、
しかたないです。よね?
それに私は日本でも決してお金持ちなわけではないし。


そのかわり、恵まれた立場をフル活用してせっかくここに留学にきたのだから、
勉強をがんばって、インドネシアと日本の関係に少しだけでも役に立てる人間になりたいです。

なんちゃってー。ぐふぐふ。


しかし…やっぱ、こんな「オレの城」を築いてしまうからには
ヴィザぎりぎりの1年いたいな…。
なんて思い始めるおいらですたw



このコスは、昔の都営住宅風というか、震災後の仮設住宅風というか、
そんなテイストの平屋建ての長屋が10棟ほど並んでいて、
各長屋に4~5室ずつお部屋があります。

敷地の入り口にオーナーさん一家のお部屋とほぼ24時間営業なワルン(簡易食堂&売店)があって、
ワルンにはファミリーのだれかしらがいるので、変な人も入ってきにくそうです。

このワルンでだいたいウィジャサたちは朝ごはん食べるんですって。
ナシチャンプルもミゴレンも5000ルピア=約50円。
冷蔵庫もあって、キンキンに冷えたお飲み物も常備、 
うぉーすばらすぃーーーー!

なにより、わたしの部屋と入口の間に、ウィジャサたちが住んでいて、
いざというときに日本語が通じます。

グデは無職でヒマなので、しょっちゅう覗かれて(今も毎日「学校オワリマシタカー」ってやってくる…)
ちょと・うるさいかもしれないけれど、
万一の場合の安心には変えられないかな、と、彼らの近所に住むことに決めました。

うざいときは今日は勉強で忙しいとかいって、まくのだ。学生なのだ、オレは♪


Cブロックには、時間帯のせいかおばちゃんや小さい子どもばっかで、
部屋を見せてもらっている妙なガイコクジン三十路を見にみなさん集まってきました。

あ、どうも、新入りです、はろー♪って挨拶したら、チビッコたちは キャーって逃げてしまったけど
イブ(おばちゃん)たちはニコニコと
いつからくるの? あしたからきなさい? そこの学校にいってるの? 
みたいなことを言ってくれました。

本当は、外国人向けの、月2万円くらいのホットシャワー付き「奇麗アパート」を探すつもりでしたのですが・・・。
あまりに安易に決めすぎたかしら…?とちょっと心配もあります。

引っ越してみて、ゴキやらネズミやらカビやら 近所のトラブルやらあるのかも知れないけれど、
まあ、coba dulu (チョバ・ドゥルゥ=まずやってみる、インドネシア留学先輩のおことば)です♪

パウダーフリーのゴム手袋もたくさん持ってきたし、ゴキもネズミもどんとこいっちゅうねん!!


引っ越して、学校までの道を覚えたら(って一本道ですけど)、ゲンチャリデビューしようと目論んでおります♪
ピンク色のVARIOっていうマシンを狙っております。
ピンク色だいすきーーー!


そんなこんなで、肝心のインドネシア語はまだまだ ??? ですが、
ローカルなアパート暮らしで生きたインドネシア語取得と
アサーティブな自己表現方法獲得、そして、ゴキ退治マスターになるべく、
精一杯励みます♪





23日までこちらも連休なので、今
日と明日は勉強ちょっとだけして後はのんびりします。

23日は「畑のお祭り」とやらで、盛大な儀式があるそうで、
みんなすごい準備してます…。

これまた、「お祭り見ろ見ろ攻撃」で勉強どころじゃないかもしれないけれど
畑の神様?に たくさんお祈りして鋭気を養おうと思います!


ああー…、この3週間、ちょー早かったですぅ (焦)
めっちゃ早く帰国の日が来てしまいそう!
楽しもう!